超小型衛星試験センターが開所 世界唯一、九工大に [共同]

 開発期間が1、2年と短く、従来の人工衛星と比べコストも低い超小型衛星向けの性能試験に特化した「超小型衛星試験センター」の開所式が18日、九州工業大(北九州市)で行われた。九工大によると、超小型衛星向けに振動や衝撃などの試験を集中的に実施できる施設は世界唯一という。

 超小型衛星は重さが50キロ以下で、一辺50センチ以下の立方体が多い。費用は1億〜2億円で、地上画像の撮影などに活用されている。近年は電子部品が小型化されているため、企業の開発熱も高まっているが、性能試験をまとめてできる施設はこれまで無かった。

 記者会見した九工大の松永守央学長は「宇宙産業における超小型衛星の役割を切り開くものだ。世界中から試験を引き受けたい」と力を込めた。

こりゃすごい。九工大はめちゃくちゃ気合入れてますね。