米 商業ロケットの発射施設など公開 [TBS]

 公開されたのは、シャトルの引退後のISS(国際宇宙ステーション)への補給業務契約を結んでいる民間企業2社のうちの1社、オービタル社のロケット組み立て施設で、このほどバージニア州NASAの敷地内に完成しました。

 土管のようなものはロケットのパーツです。効率を上げるためここで水平に結合、組み立てられ、1本のロケットにされ、発射台に運ばれることになっています。中型以上のロケットでは、これまで垂直に立てて組み立てるのが普通でしたが、ここでは作業効率を上げるため水平式に組み立て、ボディーはウクライナ製など、部品も世界中から調達するということです。

ISS向け民間輸送ミッションとしてはSpaceXがありますが、もう一つがこのオービタル社。このトーラス2ロケットで打ち上げられる「シグナス」には三菱電機製の近傍通信システムが導入されています。