東北地方太平洋沖地震関連 2011.04.17
■アウターライズ地震:発生の懸念、小さな揺れで大津波も [毎日]
プレートが逆に緩んでおり、引き続き津波に警戒が必要です。
■福島原発、6〜9カ月で冷温停止 2号機は密閉 [日経]
「事故の収束に向けた道筋」と題した工程表では(1)原子炉や使用済み燃料プールの冷却(2)放射性物質で汚染された水の保管や処理、大気・土壌中の放射性物質の抑制(3)避難区域などにおける放射線量の測定と低減――など大きく3つの分野に分けて、課題と対策を整理した。
第1段階(ステップ1)では今後3カ月程度で、原子炉を冷却し放射線量を着実に減少させることを目標に掲げた。第2段階(ステップ2)では原子炉を冷温停止にして放射線量を大幅に抑える計画で、さらに3〜6カ月程度かかるとの見通しを示した。
冷却への具体策として、原子炉格納容器を水で満たす「水棺」を1、3号機でまず実施する。格納容器の一部である圧力抑制室が破損している2号機については、破損部分を特殊セメントで密閉したうえで、同様の措置をとる。併せて熱交換器を設置するなどして、より安定した冷却機能の回復を目指す。
1号機で実施している格納容器への窒素封入については2、3号機にも拡大し、水素爆発の危険を避ける。第2段階では放射性物質の放出を防ぐため、原子炉の建屋に換気やフィルター設備を備えたカバーを設置する。
コンクリートを使って本格的に建屋全体を覆うことや、燃料棒の取り出し、汚染水の処理施設や汚染土壌の洗浄などについては中期的な課題に掲げたが、具体的な時期は示さなかった。
今回打ち出した対策の費用について勝俣会長は「金融機関から2兆円強の資金を確保しており、それをベースに賄いたい」と述べた。避難住民らへの損害賠償もあり、東電の資金負担はさらに膨らむ可能性がある。
当面で2兆…やっぱハンパないですね。とりあえずのロードマップを示したことで周辺もこれからどのように対応していくかが徐々に見えてきた感ですが、どうにか上手くいって欲しいと思います。
■共用燃料プールの冷却停止 福島第1で電気系ショート [産経]
原子炉建屋とは別にあるプールの方。やっぱガタがきてるんでしょうか。大事には至らないようです。
■東電、原子炉建屋内で調査するロボットの写真公開 [産経]
おお、ドア開けとる。当の日本のロボットが出番無しというのは歯がゆいですねえ。技術が無いとかじゃなく開発が途中で打ち切られたという。
■4号機の損壊建屋に格納容器のふた 無人ヘリの画像公開 [産経]
これは先日のポンプ車カメラの映像にも映ってましたね。4号機の炉は地震前から空っぽ。
■東電の英語のHPがすごいと話題に [アルファルファモザイク]
うおお、高解像度画像とか動画がいっぱい。報道でも見たものが沢山あります。なんでこんなところに。プレス用? 福島第1はもちろん福島第2の津波画像なども。