東北地方太平洋沖地震関連 2011.04.18

■アラスカ沖の水中マイクが拾った地震の音


水中でもこんな轟音なんですね。

クウェートが原油を対日無償供与 復興支援450億円相当 [共同]

 【カイロ共同】国営クウェート通信によると、同国政府は18日、東日本大震災に見舞われた日本の復興を支援するため、原油など500万バレル分を無償供与することを決めた。フランス公共ラジオによると、日本の1日当たりの原油輸入量は約420万バレルで、これを上回る。現在の原油の国際価格で計算すると、約5億5千万ドル(約450億円)に相当する。

 国家元首サバハ首長からの指示があったといい、アハマド石油相は「日本への連帯の意思を示すため、閣議原油や石油関連製品を供与することを決めた」と述べた。具体的な供与時期については明らかにされていない。

凄まじい額ですが、これだけあっても日本に輸入される1日あたりの量だそうです。しかし凄いです。

激しい引き波、海底露出…釜石港の映像公表 [読売]

動画がありますが、すさまじい力ですよ。巨大な船が行ったり来たり…

ソフトバンク、緊急地震速報への対応を開始 [ケータイWatch]

 ソフトバンクモバイルは、今後発売される3G端末およびスマートフォンについて、「緊急地震速報」機能を搭載すると発表した。2011年度の上期に発売される端末は、一部を除いて対応するほか、2011年度下期以降もすべて対応する方針。また、Android搭載スマートフォンでは、発売済みの一部機種も対応させる。

やっとか!

震災機に解散、ボランティアになった暴走族 [読売]

 解散のきっかけは東日本大震災。避難所などで「敵」と思い込んできた近所の大人や警察官から「飲む水はあるのか」などと気遣われ、「暴走なんかしている場合じゃない」という気持ちが強くなったという。泥まみれになった町役場の清掃に参加するメンバーも現れた。

 解散式では、暴走族の少年総長(16)が「今まで地域の人に迷惑をかけた。今後、暴走行為は行わない」などと宣誓書を読み上げた。「族旗」も水戸署大洗交番所長に手渡し、同町職員や警察官らから拍手が送られていた。総長は「これからは同じ境遇の少年たちも巻き込んでボランティアとして頑張りたい」と誓った。

毎度の事ながら「プラマイで差し引き0じゃん」みたいに言われてそうですが、今はそのプラスを積み上げていくことが一番大切な時期ですし大いに結構じゃないですか。
燃料不足が解消されてからまた走り回ってる連中はダメですけどw

原発「減らす・やめる」41% 朝日新聞世論調査 [朝日]

というか「増やす・現状維持」が56%だったそうです。反原発で盛り上がってるのかと思ったらあまり大きな変化は無し。まあ維持更新していくにしても肝心の周辺地域で同意が得られなければ簡単ではないでしょうが。

1・3号機で高放射能、保安院「内部作業困難」 [読売]

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、遠隔操作できる米国製ロボットで東京電力が17日に調査した福島第一原子力発電所1、3号機の原子炉建屋内の放射線量を公表した。

 1号機は毎時10〜49ミリ・シーベルト、3号機は同28〜57ミリ・シーベルトと高い値で、西山英彦審議官は「作業員が立ち入って工事をするのはこのままでは難しく、何らかの方法で放射線量を下げたり遮蔽したりすることが必要だ」と述べた。保安院によると、1、3号機の原子炉建屋内で放射線量などの環境を調査したのは東日本大震災後に水素爆発を起こしてから初めて。

 3号機の調査は、17日午前11時半〜午後2時に行った。温度は19〜22度、湿度は32〜35%、酸素の濃度は21%だった。同日午後4時〜5時30分に行った1号機の調査では、温度は28〜29度、湿度は49〜56%、酸素濃度は21%だった。ロボットが撮影した3号機の建屋内部には多量のがれきが映っており、ロボットの前進も困難だったという。

建屋内の環境を正確に測定出来たようです。

高線量、大幅に作業制約 1号機建屋、1時間で被曝上限 [朝日]

タービン建屋側からも測定したようです。

特集ワイド:レベル7の「原発震災」 予想された「想定外」 科学技術過信の果て [毎日]

記事の内容は良いんですが、この科学技術過信という言葉には違和感を持つんですよね。過信したのは想定する数値で、設計を大幅に上回るものが来ても大丈夫なんて考えていたわけじゃないでしょう。実際その点を警告していた専門家もいましたし。女川が無事だったのは偶然だったと見る人もいますが、現状の違いは明らかに想定数値の差によるものでしょう。そこのリスクを見誤ったのが今回の事象で、「想定外」の事象に想定外なりの対応が出来なかったのが今回の事故に繋がったのだと思います。