平成23年5月理事長定例記者会見 [JAXA]

地震によるJAXAの被害について、4月26日に復旧計画を定めました。試験環境の整備など直ちに復旧作業を進めることで、水循環変動観測衛星(GCOM−W1)及び宇宙ステーション補給機こうのとり3号」の打上げ、全球降水観測計画搭載二周波降水レーダ(GPM/DPR)のNASAへの引き渡しの計画について約2ヶ月程度の遅れはあるものの、実施出来る見通しがつきました。また角田宇宙センターにおける被害調査の結果、エンジン試験の工程などの見直しを行い、こちらも約2ヶ月程度の遅れはありますが、実施できる予定です。今後は、予算措置や来年度以降の本格的な復旧計画などについて更に検討を進めます。

衛星・ロケット共になんとか2か月遅れで収まる模様です。