シングテルと中華電信、新通信衛星打ち上げ成功=三菱電機製−シンガポール・台湾 [時事]

 【シンガポール時事】シンガポールの通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)は21日、台湾の同業大手・中華電信と共同で三菱電機に製造を委託した商用通信衛星「ST−2(中新2号)」の打ち上げに成功したと発表した。シンガポール時間同日午前4時38分(日本時間同5時38分)に南米仏領ギアナの宇宙センターから仏アリアンスペースのロケット「アリアン5ECA」で打ち上げられ、27分後に地上250キロメートルの移行軌道への切り離しに成功した。

今朝はプロトンとこのアリアン5の打ち上げが1時間半差であったんですが、どちらも無事成功しました。特にこのST-2は国産初の海外受注衛星でしたし、先の震災も食らいましたが完成後だったので大きな影響はなく出荷されていました。アリアン5は打ち上げが終わった直後に管制センターでそのまま会見を始めますが、受注先の通信会社の人もめっちゃ嬉しそうにしてて何よりでした。ちなみに今回の打ち上げではISRO(インド宇宙機関)のGSAT-8という通信衛星も相乗りしております。