県宇宙開発協総会 2013年度打ち上げ予定 [読売]

 ロケット打ち上げに関係する自治体や商工関係者らでつくる県宇宙開発促進協議会(会長=伊藤知事)の総会が16日、鹿児島市のホテルで開かれ、宇宙航空研究開発機構の担当者が、2013年度に内之浦宇宙空間観測所肝付町)から打ち上げる予定の「イプシロン」ロケットの開発状況を説明した。

 イプシロンは、小惑星探査機「はやぶさ」などを搭載したM5の後継となる固体燃料ロケットで、全長24メートル、重さ90トンの3段式。1段目のエンジンは、国産主力のH2Aの補助ロケット(SRB―A)を活用、2、3段目はM5のエンジンを改良する。

 総会で説明に立った同機構プロジェクトマネジャーの森田泰弘さん(53)は、衛星打ち上げ能力は1・2トンでM5の3分の2になるが、費用は38億円と半分に抑えられるメリットを強調。打ち上げ方式を抜本的に変更、管制作業も少人数でできるようにすると説明した。

 森田さんは「固体ロケットの『聖地』である内之浦から新しいロケットを飛ばせるのはうれしい」と喜び、「発射場設備の見直しや新技術の導入で、打ち上げ機会を増やしたい」と話した。

これは先日の射場整備の話が出たのと同じ会合でしょうかね。その肝心の開発状況についても是非詳しく書いて欲しいところですが!

 在日米軍の空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転候補地として検討されている西之表市・馬毛島について、協議会としては引き続き、宇宙往還機の着陸場建設を求めていくことで合意した。

その案はHOPEの頃の名残ですが… まだ残ってたのかw