探査機ドーン、小惑星ベスタに到着 [ナショナルジオグラフィック]

 NASA無人探査機ドーンが約4年の旅を終えて、7月16日に小惑星ベスタの周回軌道に入る。

 直径約500キロのベスタは、既知の小惑星としては2番目に大きい。現在、ミッションマネージャーが遠隔操作で接近を試みており、米東部標準時16日午前1時頃(日本時間午後2時頃)に軌道へ投入される予定だ。

 ドーンはまずベスタの上空約2700キロで周回、最初のクローズアップ画像を地球のチームに送り届ける。調査期間は1年間の予定で、約180キロまで接近する予定だ。装備したカメラと分光器で、地形図の作成、鉱物の組成や分布の調査、衛星の存在確認も行う。

 チームはベスタの岩だらけの地表を、1ピクセルあたり250メートルの解像度で撮影できると期待している。「ハッブル宇宙望遠鏡より150倍も鮮明だ。地に足がつかない気分だ」とラッセル氏は高揚している。

おおー! かなり鮮明に見えてきましたね!