最後のスペースシャトル、ＩＳＳと分離…地球へ [読売]

　【ジョンソン宇宙センター（米テキサス州）＝本間雅江】最後のスペースシャトル「アトランティス」は米東部時間１９日未明（日本時間同日夕）、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）での任務を終え、地球帰還へ向けてＩＳＳから分離した。

　２１日に米フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸し、シャトル３０年の歴史に幕をおろす。

■米有人船再生誓い、星条旗残す＝シャトル乗組員、ＩＳＳ退室−ＮＡＳＡ [時事]

　【ワシントン時事】米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の最後のスペースシャトル「アトランティス」のファーガソン船長（４９）ら４人は１８日、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）での補給作業を終え、シャトルの機内に戻った。船長らは将来、メード・イン・ＵＳＡ（米国製）の宇宙船でＩＳＳを再び訪問することを誓い、３０年前にシャトル初号機が積んでいた星条旗をＩＳＳに残した。
　星条旗は１９８１年４月にコロンビア号が初飛行に成功した際、搭載されていたもの。星条旗は将来、米国製宇宙船でＩＳＳに到着した米国人飛行士が地上に持ち帰る。

先にたどり着くのはドラゴン宇宙船か、あるいはCST-100か。新しい道を切り開いてアメリカの船が再びここへ舞い戻ってくることを誓って。