作家の小松左京氏が死去 「日本沈没」 [日経]

えっ…!?

 SFの草分け的存在で、大ベストセラー「日本沈没」などで知られる作家の小松左京(こまつ・さきょう、本名=実=みのる)氏が26日午後4時36分、肺炎のため大阪府箕面市内の病院で死去した。80歳だった。告別式は近親者のみで行った。

「震災乗り越えられる」 日本の未来見つめた小松左京氏 [日経]

 73年に世に出た代表作「日本沈没」は、昭和元禄に浮かれていた日本への警世の書として爆発的に売れた。95年の阪神大震災では取材が殺到、「『日本沈没』を書いた者の責任」として、日本再生に向けて健筆を振るった後、鬱になった。

 「この危機は必ず乗り越えられる。日本は必ずユートピアを実現できると思う。日本と日本人を信じている」。亡くなる前々日、東日本大震災に触れて家族にこう言い残した。最期まで日本の未来を考え続けていたのだ。

ショックすぎる。いやもうだいぶお年を召してましたしそりゃいつかはとは思ってましたが、残念なニュースです。「日本沈没」はもちろん「復活の日」「果しなき流れの果に」「さよならジュピター」といった壮大な作品にはかなり頭をクラクラさせられましたし、一番残念なのは「虚無回廊」が未完の作品となってしまった事です。いやきっと先生の頭の中にはそのプロットが描かれていた事かと思いますが…どこかに先生の副脳をお持ち合わせの方はいらっしゃいませんでしょうか?(´;ω;`)