「ひので」の観測成果 〜上昇し始めた太陽活動と極域磁場の反転〜 [JAXA]

おお!?

  • 負極磁場が卓越していた北極の負極磁場が大幅に減少し、正極磁場が増えていることを発見。予想された反転の時期より2年早い。次の集中観測で反転が予想される。
  • 一方、正極磁場が卓越していた南極は安定な状態を維持しており、太陽の基本的対称性が崩れていることを発見。これらは史上初めての観測成果。
  • 「ひので」により通常の太陽サイクルでは見れない南北のサイクルのずれが明瞭に観測されたことから、太陽が従来と異なる状態になっていると推測される。
  • 太陽極域磁場の反転の機構は分かっていない。「ひので」の画像の品質は極めて良く、膨大な情報が含まれており、今後反転メカニズムの解明を期待できる。

実は太陽がこんなにホイホイ磁場反転するという事自体知らなかった(憶えてなかった)のですが、活動周期の長期化に加え何やら磁場にアンバランスな状態が発生しているようです。非常に興味深いですね。