「創造への投資に理解を」=はやぶさ川口教授が意見−科学技術分野で・政策仕分け [時事]

 科学技術政策の在り方が議論の対象となった政策仕分け2日目の21日、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネジャーを務めた川口淳一郎宇宙航空研究開発機構教授が参考人として出席、「創造に対する投資への理解が成長の鍵だ」と述べた。
 討議では、科学技術関連予算への投資が増える中、経済成長につながる技術革新(イノベーション)が生まれていないなどの批判が集中。国の科学技術政策の司令塔を務める総合科学技術会議の役割や評価手法、人材育成の在り方などにも厳しい意見が出た。
 これに対し川口教授は「科学技術は長期間を見た投資。経済状況が悪いからこそ、科学技術やイノベーションが先行してカンフル剤の役割を期待される」と強調。「米国の成長の鍵は、創造に対する投資への理解があること。日本はものづくりへの投資で発展してきたが、今は転換期。成果が計画的に見えるものだけでなく、将来伸びるものを伸ばしていこうという意志が必要だ」と述べた。

あ、川口先生も出席したんだ。多分この議題でしょうかね。(ニコ生タイムシフト