観測ロケット打ち上げ 内之浦 [南日本新聞]

 宇宙航空研究開発機構は19日午後11時48分、肝付町内之浦宇宙空間観測所から、高密度プラズマ領域の観測ロケット「S310−40号機」を打ち上げた。観測ロケット打ち上げは昨年8月以来。
 同ロケットは全長7.4メートル、重量727キロ。高度100キロ付近の電離圏下部では、電子が高密度のプラズマ領域が急に発生し、ラジオ放送などに使われる中波帯の伝搬に異常を引き起こすことがある。今回はこの領域の発生メカニズム解明が目的。
 高度約60〜180キロで、熊本や大阪など地上4地点から送信された中波帯の電波を、ロケットに搭載した観測機器で受信し、電子密度と温度を測定する。得られたデータで電子密度の空間分布を推定するほか、電波伝搬との関係を調べる。


いやーウインドウギリギリでしたw なんせその調査対象である現象が起きてなければ仕方ありませんし。いい天気で打ち上げられて良かったです。中継して下さった方々も寒い中ありがとうございました。ちなみに速報によると実験は良好で、しっかりと現象を観測できているようです。

プラズマ観測ロケット 19日夜打ち上げ 内之浦宇宙空間観測所 [西日本新聞]

 また、22日に予定していたS520ロケット26号機の打ち上げは、天候条件が整わない見込みのため、24日に延期されている。

どうやらS-520の方は延期されたようです。ただ24日もイマイチなんですよね。こちらは光学観測が主ですから、雲だけでも厳しくなります。