はやぶさ後継機に関する予算の状況について(続報) [はやぶさプロジェクトサイト]

はやぶさ-2」には、H23 年度と同程度(30億円)となったとのことです。
要求額の半分に満たないことになります。かろうじて、「はやぶさ-2」のとりやめという事態は避けられたことに、ともかくも一歩と感ずるところではあります。
お声を寄せ、行動していただいたみなさまに感謝申し上げたいと思います。
残念ながら、これは翌年度での予算確保を保証するものではなく、2014年度に打ち上げられて、
世界を主導できる活動を継続できることには直結できないという大きな不安を残すものです。
しかし、不安をみていても始まりません。下記に書かせていただきますが、2014年の打ち上げにむけて継続した運動にみなさまのさらなるご協力をお願いしたいところです。

かろうじて首皮一枚繋がっている、という感ですね。

はやぶさ-2」の経費面の問題とは、予算執行を連続的には可変に運用することが難しいことに起因しています。とくに翌年度の経費が未確定では、先行して手配や契約をするリスクをメーカなりJAXAは負えせん。その分が債務になるからです。政府が、2014年度に打ち上げる方針を明確化しないと、先行手配・契約できないものが出てくるわけです。つくかつかないかわからない翌年度の予算見通しの下では、メーカもJAXAもその経営リスクを賭すわけにはいきません。
総額でつじつまを合わせればできる、というものではありません。
政府としての見解を示してほしいところです。

まったくもって御意。