無人補給機打ち上げ延期=来年度に、水観測衛星も−宇宙機構 [時事]

 宇宙航空研究開発機構は27日、国際宇宙ステーション(ISS)に実験装置や水を運ぶ無人補給機「こうのとりHTV)」3号機と、水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM−W1)の打ち上げが、いずれも来年度に延期されたと発表した。これで今年度内の大型ロケットの打ち上げはなくなった。
 宇宙機構によると、ISSには7月に最後の飛行を行った米スペースシャトルアトランティス」が運んだ水や食料が十分あるという。このためISSを運用する各国で協議し、HTVの打ち上げを来年度に延期した。
 一方、水観測衛星は韓国の実用衛星と相乗りする形で、三菱重工業H2Aロケットで打ち上げることが決まっているが、韓国側の準備が遅れ、時期がずれたという。

巷で言われていたとおり、HTV「こうのとり」3号機は2012度に延期となったそうです。GCOM-W1も韓国側相乗り衛星と調整中という話がありましたが、こちらも同様に延期。まあ仕方ないですね。
とすると2012年度の打ち上げは、H-IIA21号機/GCOM-W1(&KOMPSAT-3)・H-IIA22号機/IGSレーダー4号機(&IGS光学5号機実証機)・H-IIB3号機/「こうのとり」3号機、あともしかしたらH-IIB4号機/「こうのとり」4号機、といった感じで3〜4回という感じでしょうか。