双子の月探査機グレイル、いよいよ月周回軌道へ NASA [AFP]

【12月30日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は今週末、月の内部構造を調査するため、月探査機グレイル(Gravity Recovery and Interior Laboratory、GRAIL)の2機を月周回軌道に投入する。
 
 NASAの発表によると、グレイルA(GRAIL-A)は日本時間1月1日午前6時21分に、グレイルB(GRAIL-B)は同1月2日午前7時5分ごろ、それぞれ月周回軌道に入るという。

 マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)のGRAIL主任研究者マリア・ズーバー(Maria Zuber)氏は「今回の探査は月の進化についての教科書を書き換えるだろう」と語る。同氏によると、探査機はこれまでのところ順調に動いているという。

元旦から2日朝にかけて、ついに月軌道へと投入されます。推進剤消費を効率化するために3か月にわたり複雑な軌道を飛行してきましたが、いよいよですねー。