「はやぶさ」サンプル国際研究公募の実施について [JAXA]

いよいよ。

 宇宙航空研究開発機構JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った、小惑星イトカワ」の微粒子(サンプル)の初期分析※を進めてきましたが、この度、微粒子(サンプル)の分析について国際公募を開始する運びとなりましたのでお知らせいたします。

 国際公募は複数回に分けて行うことを予定しており、研究成果が期待できる研究者にサンプルを提供いたします。第1回目の公募を2012年1月24日より実施いたしますので、別紙の公募概要をご参照ください。

小惑星イトカワ」の代表的なサンプルのカタログ化(同定・分類・採番)に資する情報を得る為に行う分析のことを指す。初期分析は、今回の国際公募をもって終了する予定。

イトカワの微粒子、分析者を国際公募 JAXA [日経]

2013年度末までに計3回公募する。初回は今年3月上旬まで受け付け、計約150個の微粒子を7月までに配る。国際協力で効果的に分析を進める狙い。成果は13年春の国際会議などで発表する。

イトカワの微粒子研究 公募へ [NHK]

JAXAの藤本正樹教授は、「はやぶさの研究はまさにこれからが本番で、新たな分析で惑星科学の新しい地平が開けることを期待している」と述べました。

これまでは国内の機関に限定して初期分析が進められてきましたが、今後は広く国際公募での研究に移行。どんな成果が出るか楽しみですね。

JAXA / Japan Aeropace Explortion Agency HAYABUSA AO [ISAS/JAXA]

こちらが募集ページですが、このサンプルカタログは壮観です。ちらっと見ただけでも1つ1つがめちゃくちゃ細かくリストアップされていて凄いですよ。