イトカワ微粒子 電子顕微鏡で観察 鳥取・倉吉でライブ映像公開 [産経]

 微粒子は、宇宙航空研究開発機構JAXA)に認められた研究機関に配布されており、同県三朝町の岡山大地球物質科学研究センターでは最大で0・1ミリ程度の8粒を分析。今回公開されているのは、同センターの電子顕微鏡にセットされている微粒子のリアルタイム映像で、会場のパソコンにつながれている。

 約50人ずつの入れ替え制で1組が約20分間、同センターの研究者の説明を聞きながら微粒子を観察。顕微鏡を遠隔操作しながら宇宙のロマンに思いをはせる参加者もいた。

 岡山市の小学5年、松浦明日美さんは「はやぶさが持って帰った粒子の小ささにびっくりしました。宇宙に興味があるので、将来はJAXAの研究員を目指しています」と感激した面持ちで話していた。

「はやぶさ」の功績ひと目 倉吉で紹介イベント [読売]

 宇宙航空研究開発機構小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワ」を探索した成果を紹介する「スペース・サイエンス・ワールドinとっとり」が25日、倉吉市倉吉未来中心で始まった。岡山大地球物質科学研究センター(三朝町)の中村栄三教授らが「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の研究成果などを発表。微粒子を電子顕微鏡でとらえた様子も初めて公開され、家族連れら約4000人でにぎわった。26日まで。

 研究成果発表には約1000人が参加。中村教授は、微粒子5個を電子顕微鏡で観察した結果、成分が隕石(いんせき)と似ており、表面には物質が溶けて付着した痕跡があったとし、天体同士の衝突で砕けた岩石が集まって「イトカワ」が作られたのではと解説、スクリーンで微粒子の画像を公開した。

で、こちらが公開の様子。日本一人口の少ない県・鳥取で4000人って凄いな!(?) いいないいなー(鳥取生まれ大阪育ち)