首相、タイに衛星売り込みへ…1基で百数十億円 [読売]

 地球観測衛星はレーダーを利用し、天候に左右されることなく地上を観測できる。洪水時の被害予測のほか、コメの作柄調査や海岸線の浸食度調査などにも活用でき、日本政府は、深刻な洪水被害に見舞われたタイでは「活用幅が広い」とみている。国内ではNECと三菱電機が製造しており、1基あたりの価格は百数十億円。打ち上げも日本で行えば総額200億円余と見込んでいる。
 衛星などの宇宙開発は、原子力発電所などと並び日本が世界の最先端技術を持つ分野。円高が続いているものの、日本製の衛星は「性能面で十分な競争力がある」(政府筋)とされる。

日本とタイ、洪水対策やインフラ協力 首脳会談で一致 [日経]

 野田佳彦首相は7日、来日中のタイのインラック首相首相官邸で会談した。タイの洪水被害からの復興や、地球観測衛星の導入を含むインフラ整備での協力強化で一致した。

タイにもトップセールスを働きかけてるらしい。ALOSやIGS、ASNAROなども入れるとさながらリモセン衛星大量生産ですね。それぞれ観測方式は異なりますが、官需でもODAでもこれだけ作ってると性能や信頼性で相当フィードバックがありそう。