2012年6月6日 金星の太陽面通過 [AstroArts]

6月6日の朝から昼過ぎにかけて、金星が太陽の前を横切る「金星の太陽面通過」が見られます。この現象は2004年6月8日にも起こりましたが、今回を見逃すと次回は世界中どこでも105年後(2117年12月)。平日の日中ですが、ぜひ時間を見つけて観察してみましょう。

ということで、明日の朝は金星の出番。台風3号さんがおいでになっているため東日本の天気が微妙ですが、朝7時から昼14時前までの長丁場なのでもしかしたらチャンスはありそうです。こちらでは朝から晴れ間が見えそうなので第一次接触から狙ってみます。惑星間軌道なので全国的にあまり時差はなく、接触が始まるのは7時10分から11分にかけて。
先日の日食と同様、念入りに遮光して観察しましょう。


あかつきチームの方も熱く語っておられます!

ISSから見る“金星の太陽面通過”! [ISS/JAXA]

5月21日の金環日食における地球に写った月の影の撮影に続き、第30次/第31次ISS長期滞在クルーとしてISSに滞在中のNASAのドナルド・ペティット宇宙飛行士は、キューポラなど、ISS内の観測場所の準備を整え、撮影チャンスを狙っています。

ISSからは金星の太陽面通過はどのように見えるのでしょうか。NASAのウェブサイト"2012 Transit of Venus"では、今回の天文ショーの間、ISSから撮影された写真がタイムリーに掲載される予定ですので、どうぞお楽しみに!

ISSからの観測画像もこちらにアップされるそうです!