謎を呼んだ米軍試験機、15カ月間の滞空を経て帰還へ [WIRED]

米空軍の軌道試験2号機(OTV-2)『X-37B』は、5月31日段階で滞空日数453日間という軌道飛行を行っている。

X-37Bは全長8.8mで、スペースシャトルが小さくなったような、無人の「スペース・プレーン」だ。天候などの技術的要因に応じて、6月の初旬から中旬に、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地に着陸する計画だ。

X-37Bは、2011年3月5日に打ち上げられた。これに先立つ軌道試験1号機(OTV-1)の就航ミッション[打ち上げは2010年4月]は225日間だったので、その2倍を超える期間にわたって、低軌道に滞在していることになる。当初の計画では滞空は270日間だった。

ミスターXが帰ってくるようです。