6.13「はやぶさ」帰還記念日イベントに行ってきた

はい、というわけで相模原へ行って参りました! 今回は応募方式だったんですが、2名1組での募集だったのでだれかもう1人…ということで、先日種子島でお世話になった霧島さんとご一緒しました。

早朝の新幹線はビジネス客で混んでました。窓際ゲットできずiPhoneの充電が…!

フィルムセンター


相模原キャンパスのお向かいにある国立近代美術館分館。すでに自分の後ろにもかなり並んでいます。


 

午前の部のスケジュールとしては、まず東映はやぶさ」上映から。今回も東映がイベントを取り仕切っているようです。




昼の休憩時のJAXAカレー販売。みんなカレー大好き!



上映前にプロデューサーの方からご挨拶。

  • 帰還した時から映画化したいと。浪花節
  • 取材していくうちにプロジェクトチームの長年の努力を知った
  • 最近は身勝手な理由での事件をよく耳にするが、何が違うのか
  • これまで任侠モノとかをやっていて言うのも何だが(笑い)
  • 商売でやっているのに傲慢だが、少しでもそれを知って貰いたいと思う
  • 会場を無料で使わせてくれるというので、映画上映も持ち出しで。ただしちょっと宣伝を(会場笑い)

で、司会の方から会場限定BD/DVD宣伝。川口先生のサイン入り専用ジャケが抽選で20名に! 欲しかったんですが今月あまりお金が無いので断念。あとで普通に買うことにしますw あとJAXAカレーも再度プッシュ。



上映が終わり、こちらはBD/DVD予約受け付け。

食堂


食堂大混雑。主にカレーのせいですww 30分休憩が15分くらいに。



ふむ、このへんがJAXAっぽい。J☆XA

13:30 施設見学


急いで掻き込んで集合。班に分かれて出発です。周りには取材のカメラマンが多数。


 
まずはロビーの「はやぶさ」模型の前で吉川先生と西山先生から10分ほど解説。

構造機能試験棟

こちらでは阪本先生によるM-Vロケットの解説。

あと、なんとイプシロンPBSが! 前回に引き続き超ラフ画ですみませんが、スタッフ数人で作業中でした。天井から吊り下げられ、下にはマットらしきもの。一旦下げてまた上げてました。横の出っ張ってる部分はまだダミーですがこれはフライトモデルだそうです。こないだ筑波でも上段機体を見かけましたが、行く先々でお目にかかってなんだか面白い気分になってきた。打ち上げ見に来いって事かw



公報の平田先生から固体ロケット解説。けっこうガチ解説。動画撮ってるんで上げようかな?

はやぶさの日」登録証授与式

 
講演の予定だったんですが、授与式に振り返られました。なんと川口先生も登場!



そして記念撮影会。吹き抜けの2階から撮影しています。今日は報道各社も駆け付けていて、あちこちでカメラが回っています。



んで自分もいくつかインタビューをw (これは霧島さんが横から撮影して下さった写真です)

展示

さて、これで一通りのイベントは終了です。4時間半くらいだったかな? 実はここの常設展示は見たことが無かったので、ちょっと散策。
 
カプセルレプリカ。これ結構ずっしりしてるんですよ。



対策済み。



2年前のあの日の管制室と捜索班。



「はるか」熱構造モデル。何年か前の特別公開で見かけましたね。



「はるか」スケールモデルとASTRO-G試験用LDR



自由落下による微少重力実験機。これも以前の特別公開で見かけましたが、ノーズコーン外されてますね。


 
初期の搭載アビオニクスとか。



おおすみさん!


 
歴戦のペンシルロケット達。



なんか多足歩行ロボットあった! 動いているところを見てみたいなあ。


 
宇宙教育テレビはこのブースで放送しているようです。



れいめい」の内部構造。



最近活躍している天文衛星たち。



「ひてん」! 上にちょこんと載ってるのが「はごろも」。これエンジニアリングモデルなんでしょうか?



これ、なんか良いなあ。


 

はやぶさ2」模型! ちゃんとKaバンドアンテナ載ってますよ。実機もいよいよ詳細設計が完了しFM製作に入っております。

ちょっと休憩



はやぶさケーキ! よくできてますよね−。不二家製。



なんと生協でMacBookAir販売中。

市立博物館

こちらに「はやぶさ」関連試作品があるとのことなので立ち寄ってみました。
 

入り口には「のぞみ」。黒いぞ「のぞみ」。これEMでしょうか?



旅客機との比較は個人的に結構分かりやすいです。


 
マイクロ波イオンエンジン初号機! やはりμ10と比べるとかなりゴツイですね。


 

そしてこちらがμ10。ここまでコンパクトになりました。


 
サンプラーホーンの試作品。初期評価モデルの方は極めてシンプルな構造ですね。シミュレーションもなかなか出来ない時代でしたから、まずこうやって微少重力での振る舞いを確認していったと。


 
隕石! 隕鉄



サイン発見! いやー皆さん見覚えのある方々ばかり。

相模原でも「はやぶさの日」 [NHK]

うーむ、思いっきり出ておりますw

6月13日を「はやぶさの日」と制定した「銀河連邦」ってなんだ? [SPA!]

根本的にこの銀河連邦とはなんぞやを追った記事。

 ’81年、井上ひさしの小説『吉里吉里人』(東北の寒村が突如日本から独立するというあらすじ)がヒットしたことを受けて、小説の舞台と同名の「吉里吉里」という地区を抱える岩手県大槌町が「吉里吉里国」として、’82年に建国宣言を行い観光客の誘致に成功。80年代には、他の自治体もこれに倣い、当地の特色を活かした「ミニ共和国」の建国を次々と宣言、最盛期には全国で200か国を超える「ミニ共和国」が“建国”されるというちょっとしたブームがあったのだ。

 ところが,90年代に入ると財政難や市町村合併の影響、さらには単純に飽きられたこともあってブームは失速してしまった。「銀河連邦」もそんなブームの中に登場した「ミニ共和国」の集まる“連邦”なのである。

 この「銀河連邦」、そんなブームの残滓なのかと思いきや、’87年の設立から20年以上に亘って、首脳サミットや市民会議、児童の交換留学、物産販売などを積極的に続けているのである。

 阪神・淡路大震災の翌年、’96年には「銀河連邦を構成する市町の災害時における相互応援に関する協定」を締結。東日本大震災の際にはこの協定が初めて発効され、連邦加盟の自治体からいち早く救援隊が大船渡に入るといった、防災協力での実成果も上げている。ミニ共和国ブームが失速した今でも頑張っているのだ。

 今回の「はやぶさの日」制定も、そんな活動の一つだったのである。

過去にそういうブームがあったんですね。実は自分が知ったのは最近なんですが、こんな昔から地道に続けているというのが凄い。各地の動きも追っています。
今年の特別公開でも銀河連邦ブース出るかな?