英国企業 2015年から月周回軌道へ有人ロケット打ち上げ [VOR]

おお?

会議で配布された資料によれば「Excalibur Almaz」社は、ロシアの軍需企業「NPO機械製作」から使われなくなったカプセル4つと戦列を脱した宇宙ステーション「アルマス」2基を手に入れ、それらに近代的な電子通信プログラム機能を搭載した。カプセルは、軌道ステーションに3人のクルーを届け、彼らの地球帰還を保証する能力を持つ。4つのカプセルはそれぞれ、15回使用可能だ。ジュル氏によれば、テスト飛行は2014年に実施される予定。

「Excalibur Almaz」の計画では、バイコヌール基地から運搬ロケット「ソユーズFG」で打ち上げられる4つのカプセルのうちの一つは、低い地球周回軌道上を回る同社の宇宙ステーションの一つにクルーを届ける。そこから、特別のマイクロエンジンを備えたステーションは、クルーと一緒に月の軌道へと向かう。その際、ステーションが月の表面に近づくことのできる距離は、最短でおよそ1千キロと見られている。

飛行が比較的低速で行われる事から、月の周回軌道上に行って帰ってくる旅行の期間は、8か月程度と予想されている。 飛行距離は全部で、およそ80万キロだ。宇宙ステーションの住居空間は90立方メートルで、旅行参加者らは、そこでカプセルで送られた設備を使って学術・科学実験をする事も可能だ。

旧ソ連の遺産であるアルマズを組み合わせるプランらしい。アルマズと一口に言っても往還船とかステーションとか色々あるのですが、ここでいうのはその両方でしょうか? しかし8か月… これはISS長期滞在に匹敵しますよw