宇宙開発委が最後の会合 40年超の歴史に幕 [産経]

 廃止の決まった文部科学省の宇宙開発委員会が11日、最後の会合を開き、40年を超える歴史に幕を下ろした。H2Aロケットや小惑星探査機はやぶさなどのプロジェクトを審議してきたが、今後は内閣府に新設される宇宙政策委員会に引き継がれる。

 宇宙開発委員会は1968(昭和43)年、科学技術庁長官(当時)を委員長に設置され、中央省庁の再編に伴い2001年に文科省の審議会となった。

 11日の会合で、池上徹彦委員長は「中国の有人宇宙船が成功するなど、国際的に大変な時代が来る中で、日本がどれだけのことをやれるかが課題だ」と、問題点を指摘した。

 日本の宇宙政策は、研究開発を主導する文科省と、産業利用が主な経済産業省などとの縦割りが問題視され、司令塔機能を強化するとして宇宙政策委員会の設置が決まった。

本日が最後の会合となったようです。長年に渡りお疲れさまでした。そして後を引き継ぐ宇宙政策委員会ですが、未だ設置の進捗状況が出てこないんですよね。いや宇宙開発委員会が終わるんだから準備はしてるんでしょうけど。公開でやるのかどうかも分かってませんし、今の時点ではこれからどうなるんだろうなーという感じです。