露プログレス:ISSとのドッキング試験に失敗 [毎日]

んっ?

 【モスクワ田中洋之】ロシア宇宙庁によると、星出彰彦飛行士(43)ら6人が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)で24日、ロシアの貨物船「プログレス」がドッキングの新システムの試験に失敗するトラブルがあった。ISSとプログレスは約500キロ離れており、安全性に問題はないという。

 プログレスは今年4月に打ち上げられ、ISSへの貨物搬入を済ませている。今月23日、ドッキングの新システムを試すためプログレスをいったん切り離し、24日に再ドッキングさせる計画だったが、ISSに接近中、システムが事故の可能性を警告し、作業が自動停止したという。ISSや星出さんら飛行士に影響はない。

 27日には、日本の無人補給機HTVこうのとり)がISSに到着する。宇宙庁はこうのとりを予定通りISSにドッキングさせた後、29日に再挑戦する。

星出宇宙飛行士の作業状況(2012年07月24日) [ISS/JAXA]

この日は、プログレス補給船(47P)の再ドッキング作業でロシアのクルーのサポートを行うため、通常とは異なる勤務時間で作業を行いましたが、47P側のKurs-NA自動ドッキングシステムが正常に起動しなかったため、再ドッキングは延期されました。現在、47PはISSから安全な距離を保って飛行しています。47Pや47Pの再ドッキングについての詳細は国際宇宙ステーションへの補給フライト47Pをご覧ください。

ああ、物資は既に移送していて新システムの試験をやってたんですね。HTV「こうのとり」のスケジュールには影響ないようです。