米航空宇宙局(NASA)は20日までに、火星に着陸した無人探査車「キュリオシティー」が、岩に向け初めてレーザーを照射したと発表した。岩が砕ける際に出てくる光を分析することで、表面や内側の化学組成を調べることができる。
レーザーを当てたのは「コロネーション」と名付けられた、握りこぶしほどの大きさの岩。10秒間に30回のパルス波を照射、この際発生した火花など、さまざまな波長の光をカメラで撮影した。今回は性能テストだが、新たな発見があるかもしれないという。
NASAの担当者は「地球で行ったテストよりもきれいなデータが得られて驚いている」としている。
おっ、初レーザー発射!