夜空からメッセージ=超小型衛星で光の信号−来月実験スタート・福工大 [時事]

 星のように輝く人工衛星で夜空にモールス信号を描き、地上にメッセージを送る世界初の実験が9月から始まる。福岡工業大学(福岡市)の田中卓史教授(68)らが開発した超小型衛星「FITSAT−1」(愛称・にわか衛星)。国際宇宙ステーションに長期滞在中の星出彰彦さん(43)が日本実験棟「きぼう」からロボットアームで他の衛星と一緒に放出し、世界各地の夜空で約100日間実験を続ける。
 にわか衛星は1辺約10センチの立方体で、重さ約1.3キロ。上下の面に計82個の発光ダイオードがあり、光ると双眼鏡でも見える5〜7等星ほどの明るさになる。

ひと:田中卓史さん 来月放出の小型衛星「にわか」 [毎日]

 宇宙への憧れが芽生えたのは学生時代。映画「2001年宇宙の旅」とアニメ「鉄腕アトム」に胸を躍らせた。主役はロボットやコンピューター。当時の宇宙開発は米ソが競い、日本は後進国だった。「宇宙には手が届かんけど、これなら」と人工知能の研究を続け、道は宇宙につながった。

HTV「こうのとり」3号機でISSに運ばれた超小型衛星、放出は9月だそうです。観測したいと思っていますので、是非成功して欲しいですねえ。期待。