星出さん滞在のISSでメダカの長期飼育実験 [読売]

 ロシアのソユーズ宇宙船に積み込まれた32匹が同日、ISSに到着した。

 宇宙で魚やカエル、エビなどの水生生物を飼育する実験はスペースシャトルで行われたことがあるが、最長でも2週間程度だった。初めての長期飼育を通じて、宇宙の微小重力で骨が弱くなる仕組みを詳しく調べる。メダカは、骨を作ったり、壊したりする細胞が光るように、遺伝子組み換えされている。

 到着したメダカは、星出飛行士らが早速、専用水槽に移した。専用水槽は水がこぼれないように密閉構造で、餌も自動的に投入される。メダカは成長と産卵の周期が早く、1〜2か月で世代交代する上、遺伝的な情報も解明済みで、実験生物として扱いやすい。

うむ、メダカとしては第1次長期滞在クルーでしょうか? 「きぼう」の多目的実験ラック内に設置された水棲生物実験装置で飼育されます。