ロケット発射、たった「2人」で 人工知能が自動点検 打ち上げ所要時間を大幅短縮 [日経]

要ログイン記事。

 モバイル管制を可能にするカギは、ロケットの知能化にある。ロケットは発射直前に搭載されたあらゆる機器を点検して打ち上げる。イプシロンは、3段ロケットで各段に「ROSE」という人工知能が搭載され、様々な機器とつながっている。各段の点検結果を2段目にある人工知能に集め、ネットワークを通じてモバイル管制室のパソコンに送る。

 来年6月には内之浦宇宙空間観測所の発射場で組み立てが終わり、イプシロンが全貌を現す。8月以降に予定されている打ち上げは、モバイル管制が実証されれば「ロケットの性能だけでなく打ち上げ方式でも世界最高となる」と森田プロマネは話す。イプシロンは年間2機の打ち上げを目指し、来年度以降も開発が続く。

打ち上げコスト 従来より3割弱安く [日経]

17年度以降はロケットの追跡システムの簡素化などを進め、打ち上げコストを30億円以下にすることを目指している。

コスパが3割向上ということですね。さすがに初号機打ち上げでは「1週間」はせずに色々実地試験を並行して行うんでしょうが、ランチャの改修作業は先日の一般公開以降から本格化しているようですのでここからが追い込みです。