H2A:後継ロケット開発へ コスト削減など目指す [毎日]

 文部科学省は13日、人工衛星などを打ち上げる国産ロケット「H2A」の後継となる新基幹ロケットの開発を目指すことを決めた。H2Aの打ち上げ費用は1機約100億円と欧米やロシアより高く、民間の衛星打ち上げを受注するには国際競争力が低いのが課題だ。このため開発には管制施設の簡略化などによる打ち上げ費用半減が必要とした。文科相の諮問機関「科学技術・学術審議会」の宇宙開発利用部会で同日、方針案が承認された。

 H2Aの開発費は約1200億円で、01年から通算21機打ち上げられている。開発後10年以上経過し、新ロケットを開発しなければ、技術者の世代交代で技術の継承が難しくなると指摘される。このため開発に当たったJAXA三菱重工業から要望が上がっている。新ロケット完成には、開発着手から10年ほどかかる見込み。

お、ようやくちょこっと動き出しましたか。「開発を目指す」という間接的な表現が気になりますが、議事録等は数日後にもアップされるでしょう。