下村文科相:有人宇宙船に前向き JAXA筑波宇宙センターを視察 /茨城 [毎日]

 下村博文文部科学相は23日、つくば市宇宙航空研究開発機構JAXA)筑波宇宙センターを視察し、無人補給機HTVこうのとり)発展型に向けた耐熱材試作品などを見学した。記者団に、有人宇宙船開発について「国家戦略に位置づける必要がある」と前向きな姿勢を示した。

政策委員会との温度差は気になりますが、今後どう進めるかという事でしょう。

 こうのとり国際宇宙ステーション(ISS)に物資や実験装置を運ぶ国産の補給機。荷物を運んだ後にISSから離脱、大気圏に突入して燃え尽きる。JAXAは実験の成果物をカプセルに詰めて回収できる発展型を川崎重工業と共同研究中で、この日見学したのはカプセルを覆う耐熱材の試作品で、先週出来上がったばかり。大気圏突入の摩擦熱に耐えるため炭素繊維と樹脂を混ぜた新素材で、はやぶさに使った従来の耐熱材と比べて重さが5分の1。表面が熱で気化することで本体を熱から守る構造で、有人宇宙船につながる技術という。こうのとり発展型は構想では重量6・5トン、カプセル(与圧部)部分の容積は15立方メートル。

何やら出来たてホヤホヤの新型耐熱材試作品が披露されたそうですよ! これはHTV-Rのことでしょうが、回収カプセルは川崎重工が担当してるのでしょうか? 三菱重工なのかと思ってましたが。