平成25年度予算政府案 [財務省]

昨日閣議決定された25年度予算案がこちらにアップされていました。文教・科学技術予算(15,552kb)に宇宙関連が記載されています。注目すべきはこちらの記述。

(主なプロジェクト)
はやぶさ2 30 億円 ⇒ 103 億円(+73 億円、3.4 倍)
C型小惑星からの物質を地球に持ち帰るサンプル・リターンをミッションとする「はやぶさ2」の平成26年度打上げに向けた必要な予算を計上

26年度打ち上げを前提とした予算であることが明記されています。これは非常に大きな後押しになりそうな予感。またALOS-2については補正予算込みで同様の記述となっています。

文科省、「はやぶさ」 後継機に予算案103億円計上−14年度に打ち上げ見通し [日刊工業新聞]

 13 年度は、はやぶさ 2 の予算案として概算要求より 11 億円削減されたものの 「100億円 以上が (打ち上げに向けた) 目安のライン」 (柳孝文科省宇宙開発利用課長) とされていた事業費が計上されたことで、 14 年度打ち上げが確保できる見通し。

 政府筋によると、はやぶさ効果や、その後継機に対する打ち上げを望む国民の声などが多く、こうしたことが後押しとなり、残額確保は十分に可能としている。

11億円減の影響はどのくらいか気になっていましたが、当面の条件はクリアしているようです。