アンガラ1.2ロケット、第2段とフェアリングの試験を通過 [sorae.jp]

 ロシアのフルニチェフ社は1日、開発中の新型ロケット、アンガラのうちの一機種、アンガラ1.2の第2段とフェアリングとの結合試験が完了したと発表した。

 この試験は2月末に行われ、また同時に第2段の空気圧・油圧システムの試験も完了し、次は最後の試験である電気試験が行われる予定だ。すでにアンガラ1.2は試験場内にあり、これを通過すればいよいよ初打ち上げに向けて、プレセツク宇宙基地へ輸送される見込みとなっている。

 打ち上げ時期は、現時点で今年の10月から11月頃に予定されている。また、この初打ち上げで使われる機体は特別にアンガラ1.2PPと呼ばれており、PPとは「初打ち上げ」を意味するпервый пускの頭文字から取られている。

アンガラの開発もいよいよ佳境ですね。