イプシロンロケットが拓く新しい世界 第12回:運用と施設設備(4)発射装置 [ISAS/JAXA]

M-V用からイプシロン用に改修するうえでの変更点。大きいのは第1段が一体成形のSRB-Aになったことに伴うクレーンの強化、垂直打ち上げ用の固定方式、煙道の付加でしょうか。特に煙道はこれまで無かったものなので1つのチャームポイントですね。本来は種子島のように射点地下をくり抜くのでしょうが、イプシロンではロケット支持部を10mかさ上げしその下に煙道が設置される形になっています。