NASA、小惑星捕獲計画に1億ドルを要求 [sorae.jp]

 2014会計年度予算の発表を目前に控えた5日、米民主党上院議員ビル・ネルソン氏は自身のウェブサイトの中で、小惑星を捕獲し、地球・月系のラグランジュ2まで持ち帰り、そこへ人を送り込む計画の存在を明かした。

 これに先立つこと約1年前、ケック宇宙研究所(Keck Institute for Space Studies)は地球近傍小惑星(NEO, Near Earth Object)を捕獲し、地球の近くまで持ち帰ってくるといったアイディアを提案した。さらに先週、航空・宇宙専門誌アビエーション・ウィーク&スペース・テクノロジーアメリカ航空宇宙局NASA)がこの計画を真剣に検討しており、2014年度の予算として約1億ドルを要求していると報じ、またSpace Newsによれば、その約1億ドルのうち2000万ドルが小惑星の発見に、4000万ドルが捕獲用の宇宙機の研究に、そして4500万ドルがその宇宙機に使用する電気推進エンジンの研究に振り分けられると報じていた。

なんとも未来に生き過ぎた構想だと思っていたら、なんと予算が付きそうです。持ち帰るのに最適なサイズの小惑星は一体まずどうやって見つけるのでしょうか…?