「はやぶさ2」相乗り衛星、土壇場で公募に変更 [読売]

 宇宙航空研究開発機構JAXA(ジャクサ))は23日、来年末に打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」に相乗りする衛星を、急きょ公募することを決め、内閣府宇宙政策委員会の部会で報告した。

 JAXA内で一緒に打ち上げる衛星を検討していたが、技術的課題などから断念、公募に切り替えた。打ち上げまでの準備期間を考慮して、応募締め切りは1か月後の5月下旬。6月下旬には衛星を選定するドタバタのスケジュールだ。

 募集するのは、約50キロ・グラムの衛星2機。打ち上げに使うH2Aロケットは、はやぶさ2のほかに、200キロ・グラム余分に打ち上げる能力がある。はやぶさ2は、地球に近づく小惑星との往復を目指しており、宇宙の進化や生命の起源などの手がかりを探る。

はやぶさ2の相乗り衛星募集=2機、5月下旬まで−宇宙機構 [時事]

 公募するのは50キロ以下の小型衛星2機で、はやぶさ2と同様、地球から離れて惑星間に脱出する軌道に投入される。ただ、打ち上げが2015年度以降に延期になった場合には、相乗りが中止になる可能性がある。

締め切りが1か月後とか何という鬼スケジュールw というか、「はやぶさ2」に小型衛星相乗りを計画していたのはちょっと知りませんでした。見落としてたのかな。計100kg程度となるとIKAROSのような「重し」という感じではない印象がしますがどうなんでしょう。「あかつき」とともに打ち上げられた「しんえん」は上手くいきませんでしたし、リベンジを期待したいところ。