米探査の小惑星は不死鳥「ベンヌ」 9歳少年が命名 [AstroArts]

見事採用された「ベンヌ」は米ノースカロライナ州の小学3年生Michael Puzio君が提案したもので、審査を経て国際天文学連合により正式に承認された。

名称の由来となっているのはアオサギを模したエジプト神話の不死鳥で、「飛翔」「輝く」といった意味を持つという。Puzio君は命名理由として、太陽電池パネルとサンプル採取用アームを備えた探査機体が似ていることなどを挙げている。

「多くの選考委員がすぐに『これだ』と思いました。ほかにもよい候補はありましたが、オシリス・レックスのサンプルアームをサギの外見と結びつけたのは巧いですね。また太陽系において生命と破壊の両方をもたらす存在という小惑星の性質にも沿っています」(米国惑星協会のBruce Bettsさん)。

やはりサンプラーの伸びた外見とタッチ&ゴー方式のサンプル採取となると、あちらでも鳥を連想するんですね。「はやぶさ」とは違って小惑星の方の命名ですが。そういえば「はやぶさ2」の目指す1999JU3命名検討は今から進んでいるんでしょうか?