人工衛星:日本に商機 新興国で需要拡大 三菱電機・NEC、政府が後押し [毎日]

 NECも府中事業場(東京都府中市)に人工衛星の新工場を建設中だ。完成は14年6月予定で、既存の相模原事業場(相模原市)と合わせた年間生産能力は4基から8基に高まる。「市場では高性能、長寿命な衛星が求められ、大型化が進んでいる」(経済産業省)ため、新工場は大型衛星を生産できるよう大規模化する。

 NECの受注は国内中心で海外実績はないが、今後はアジアを中心に海外市場への進出を狙っており、現在500億円の宇宙関連事業の売上高を20年には1000億円と倍増させる考えだ。

NECはNEXTARを用いた小型衛星でODA中心にアジア各国からの引き合いがありますが、大型ということは静止衛星の市場も狙っているんでしょうか。