NASAが小型観測ロケット2機を打上げ、赤と白の雲を作り出す [sorae.jp]

 アメリカ航空宇宙局NASA)は5月7日、赤道低気圧実験装置(Equatorial Vortex Experiment)を載せた小型観測ロケット「テリヤ・オリオール(Terrier Oriole)」と「テリヤ・インプルーブド・オリオン(Terrier-Improved Orion)」をほぼ同時にワロップス飛行施設から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、所定の高度で、赤い雲を作り出すリチウムガスと、白い雲を作り出すトリメチルアルミニウム(TMA)をそれぞれ放出した。人工的に作られた赤い雲と白い雲は各地で観測され、打ち上げ実験は成功した。

 今回の実験は衛星通信やGPS通信に干渉する可能性のある、上層大気中の雷雨を理解し、予測に役に立つものだという。

いわゆる「宇宙花火」と呼ばれているものですが、これは見事に発光していますねー。日本でも今年はS-520-27とS-310-42による30分間隔での打ち上げが予定されていますが、こちらは7月〜8月頃のようです。