エクアドル:初の人工衛星、宇宙で旧ソ連ロケットと衝突 [毎日]

 【メキシコ市・國枝すみれ】南米エクアドルの宇宙局は22日、同国初の人工衛星「ペガソ(ペガサス)」がインド洋上空で旧ソ連時代に打ち上げられたロケットの残骸と衝突したと発表した。衛星は軌道上にとどまっているが、シグナルは途絶えたままだ。

 エクアドル唯一の宇宙飛行士でペガソを設計・製造したロニー・ナデル氏によれば、ペガソは重さ約1.2キロで2本の翼を広げた形をしており、翼部分が壊れた可能性がある。

 ペガソは4月下旬に中国から打ち上げられ、今月16日には撮影した映像を地上に送ることに成功していた。エクアドルは8月にもペガソと同型の衛星をロシアから打ち上げる予定だ。

エクアドルの小型衛星、ロケット残骸と衝突 [AFP]

 EXAは22日、ペガソが30年近く前に打ち上げられたソ連のロケット「S14」と衝突する可能性があると警告していた。

 EXAのロニー・ナデル(Ronnie Nader)長官は衝突後、マイクロブログツイッターTwitter)に投稿。米宇宙当局の関係者が、「ペガソはかすり傷を負った程度だと確認した」とコメントした。しかし、損傷の程度を判断するには数日かかる見通しだという。

うーん、その国初の衛星がデブリでやられるなんて相当ついてないですね…。どうやら予測されてはいたようですが、キューブサットでは避けようがないでしょうし。