「はやぶさ2」搭載のレーザ高度計、試験始まる [読売]

 宇宙航空研究開発機構JAXA)は27日、北海道大樹町の大樹航空宇宙実験場で、来年12月に打ち上げる予定の小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載する観測機器「レーザ高度計」の試験を始めた。

 はやぶさ2は、地球と火星の間を回る小惑星「1999JU3」に着陸して調査する予定で、この観測機器などを使い、小惑星との距離を測ったり、小惑星表面の隆起や物質を調べたりする。

 27日は研究者ら約10人が同実験場に機器を設置し、レーザー光線を出す準備を行った。精度などを確かめる実験は28日から始まり、31日まで続く予定だ。

 JAXA宇宙科学研究所の水野貴秀准教授(電波応用工学)は「日本が世界をリードする小惑星探査に少しでも力になりたい」と話した。

先日報じられていた大樹町での試験が始められたようです。