ロシア ロケット打ち上げ失敗 [NHK]

うっわ、真っ逆さま…。

ロシア宇宙庁によりますと、このロケットは、ロシアの通信衛星「グロナスM」3基を積んだ「プロトンM」です。
2日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられましたが、17秒後にエンジンに異常が起きて燃料に引火し、空中で炎上して墜落しました。
墜落現場は、人が住んでいる地域からおよそ60キロ離れていますが、ロケットには有毒な燃料が大量に積まれていたため、現地の非常事態省は、現場周辺を封鎖して大気や土壌への影響を調べています。

600トンの毒性燃料を積載 ロケット打ち上げ失敗で調査へ、ロシア [産経]

 ロケットは露独自の衛星測位システム「グロナス」3基を積んでいた。露宇宙庁は地元メディアに「エンジンか姿勢制御システムに異常が起こり、発射30秒後に落下した」と説明。墜落現場には直径約200メートルの穴ができているという。

 プロトンMは昨年にも打ち上げに失敗するなど、露製ロケットは近年、トラブルが続いているが、政府は2020年まで約1兆6千億ルーブル(約5兆円)を宇宙開発分野に投入し、テコ入れを図ろうとしていたばかりだった。当局はしばらくロケットの打ち上げを延期するとしており、グロナスの運営にも悪影響が出るのは避けられない情勢だ。


プロトンロケットに関しては上段の燃焼不良などで所定軌道への投入失敗ということは続いてましたが、打ち上げ直後に爆発なんて最近じゃ中々ありませんよね。他国ではSeaLaunchのゼニート3SLインドのGSLVがありますが、プロトンは相当枯れたロケットですしまさかという感じです。まあいずれにしろ打ち上げ失敗ではあるのですが、こうやって目の前で爆散するとやはりショックですよね。なんか衛星の収められたフェアリングがボロっと脱落するところまで写ってますし…。特に最近ロシアはトラブルが多発してますので影響が気がかり。