原因は部品が「逆さま」:ロシアのロケット打ち上げ失敗 [WIRED]

:(;゛゜'ω゜'):!?

アナトリー・ザックは自身のウェブサイト「RussianSpaceWeb.com」で9日、事故原因は「重要な角速度センサー(DUS)が逆さまに取り付けられていた」ことが特定されたと報告している。

これらのセンサーには矢印が付いていて、それぞれがロケットの上の方向に向いているはずだったのだが、墜落したロケットに取り付けられていた複数のセンサーは下を向いていた。その結果、飛行制御システムがロケットの位置に関して誤った情報を受信し、これを「修正」しようとして機体を大きく回転させ、墜落につながった。

報告書は、このハードウェアの組み立てミスの責任は若い技術者にあると結論付けているが、同時に、プロトンの製造工場、ロケットの試験施設、バイコヌールの組み立て工場における重大な品質管理の問題も提起している。

ザック氏によれば、ロシア当局は業務上過失に関する捜査も開始したという。

うーむ、担当者の心境を想像すると視界がぐるぐる回って逆さになっちゃいそうです。まあこういうミスを発見するための管理態勢が一番重要でしょうけど。大なり小なりミスは存在する前提で考えるべきものですから。しかしこれはやらかしちゃった感が半端ないですね…