誤差1m、準天頂衛星の精度を活用したソフトバンクの大規模実験 [impress]

 実証実験では、ソフトバンクモバイルが提供する情報配信サービス「ふらっと案内」と「みちびき」の位置測位情報を連携させる。また、屋内でGPSと同等の信号を用いて測位を行う「IMES」(Indoor Messaging System)を利用し、屋内外でシームレスに測位を行う実験を実施する。さらに、「みちびき」経由でショートメッセージを送信する、L1-SAIF補強信号の受信実験も実施する。

 鹿児島県種子島で行われる実証実験では、一般から300名のモニターを募集し、種子島全域を対象としたデジタルスタンプラリーを実施する。種子島の歴史や自然を舞台にするほか、ゲーム「ROBOTICS;NOTES」に登場する各所を巡るコースも用意される。この中では、「みちびき」の高精度な測位情報を利用した「ハイブリッド測位AR」のポイントを用意し、スマートフォンなどの画面にキャラクターが現れる仕組みを、高精度な位置情報と組み合わせて楽しめる。

 屋久島では、位置情報の受信技術向上に特化した測位実験を実施する。山岳地域のうち測位が困難だった地域で、準天頂衛星の受信の優位性や測位精度に関する実験を行う。

種子島などで「みちびき」の公開実証実験が行われるそうです。ロボノとコラボしているとのことでとても興味があるんですが、そのツアーがどうやら東京発オンリーで79800円。大阪からとなると羽田まで自腹で行かないといけないのでちょっと辛いですね…。あとそれとは別に実験協力金が20000円支給されるそうです。