最新鋭ロケット:「イプシロン」27日打ち上げ/下 つなぐ技術のリレー [毎日]

 精巧なロケットの点検作業は従来、100人がかりだった。「まるで年に1度のお祭り。この“非日常の世界”を変えない限り未来はない」と森田教授らは考えた。「大勢で開発するのだから従来通り“人海戦術”でいい」という身内の反発にもひるまず、管制室不要でパソコン2台で発射できる「モバイル管制」の新技術も開発。一方で液体燃料ロケットH2AとM5の既存技術を応用して開発費を削り、打ち上げ費用がM5の約半額の38億円、約2カ月かかった打ち上げ準備を1週間に短縮するイプシロンに結晶させた。

断腸の思い。ロケットとしての生き残りをかけて完成させたイプシロンですが、本当の完成形はさらに先にあります。なんせH-III(仮)まで巻き込もうとしていますしw