ヘルメット内に液体、宇宙飛行士が恐怖の体験振り返る [AFP]

かなり切迫した様子がうかがい知れます。

 首の後ろに水滴を感じたことについて、「汗にしては冷たすぎると思った。何より、間違いなく量が増えていると感じた」と回想。

 船外活動を切り上げ、ISSのクエスト(エアロック)に戻ろうとする間、ヘルメット内の液体の量は急激に増加。目の前が暗くなり、窒息しそうになったという。

「次に呼吸をしたら、肺に空気が入るのか、液体が入るのか分からなかった。エアロックまでどう行けばいいのかもわからなかった」

 宇宙服の安全バルブを開放して液体を排出しようかとも考えたが、「宇宙服に穴を開けるのは最後の切り札だ」と思い直したという。

これは恐ろしい。閉鎖環境で徐々に追い込まれていくなんて下手したらトラウマものですね。