JAXA 超音速試験機『D-SEND#2』第1回試験機が予定経路から外れた経緯を調査中、第2回試験は延期 [Response]

詳細な記事が出てました。

高度29.6kmの高度から機体を分離して37秒後に姿勢を引き起こした直後に機軸に対するロール運動が始まった。分離から62秒後にはロール運動を制御できない状態となった。分離170秒後にはいったん姿勢が回復し滑空したものの、高度が低下していたため安全管理上の手順に従って地上局からの投棄コマンドを送信。分離220秒後に機体は予定計測地点の8km手前に落下した。

JAXA 航空本部 D-SEND プロジェクトチーム 吉田憲司プロジェクトマネージャによれば、試験機にはロール運動を制御するための機能を備えており、実験中に機体から送信される情報では、正常に動作していた。 落下後に回収した機体の状態では、主翼が千切れたといった損傷も見られないという。

どうやら機体にトラブルが発生したというものではない感じですね。姿勢制御を失い減速した後に再び制御を回復しているようです。