米無人補給機のドッキング延期 ソフトウエアに不具合 [47NEWS]
日本時間で本日夕刻に予定されていたISSへの最終接近は48時間延期されたようです。
【ワシントン共同】米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は２２日、同日に予定していた米オービタル・サイエンシズ社の無人補給機「シグナス」初号機の国際宇宙ステーションへのドッキングを、２４日以降に延期すると発表した。
安全にステーションに接近するためにシグナスが搭載している誘導システムのソフトウエアに不具合が見つかり、手直しが必要になったためとしている。
システムの一部には日本が無人補給機「こうのとり」のために開発した技術も採用されているが、宇宙航空研究開発機構によると、日本のシステムとは別の原因という。
■Cygnus delays ISS berthing following GPS error [NASA Spaceflignt]
However, with Cygnus around 15km from the ISS, a problem was noted with the GPS readings between Cygnus and the ISS – one of the key demo requirements – resulting in an abort being called.
“This morning, at around 1:30 a.m. EDT, Cygnus established direct data contact with the ISS and found that some of the data received had values that it did not expect, causing Cygnus to reject the data,” noted Orbital. “This mandated an interruption of the approach sequence. Orbital has subsequently found the causes of this discrepancy and is developing a software fix.”
The next attempt – per a call to the ISS crew – will not take place before Tuesday.
どうやらISSから15kmの地点でGPS周りの数値にエラーが出たようで、2日かけて地上シミュレーションとソフトウェア改修を行うそうです。また今回エラーを起こしたのは日本が提供しているPROX（近傍通信システム）とは無関係な部分とのこと。
