重さ570キロ、隕石の破片か 落下の湖で発見 ロシア [朝日]

 同通信などによると、重さは約570キロ、直径数十センチ大。これまで見つかった破片で最も大きい。チェリャビンスクから約70キロ西にある落下現場のチェバルクリ湖で捜索が続けられ、9月の潜水調査で発見。水深20メートルの泥の中にめり込んでいたため、引き揚げ作業が難航していたという。

 現場に立ち会った専門家は、表面の溶けた跡や、くぼみの形状などから隕石と断定。「世界で発見された隕石の中で10本の指に入る大きさ」と話している。

2月に落下の「巨大隕石の破片」、露湖底から回収 重さ500kg超 [AFP]

チェバルクリ湖(Lake Chebarkul)での引き揚げ作業は、同国のテレビ局によって生中継された。幅1.5メートルの岩は、まず水面下の段階で特別の包装が施され、岸までけん引された。

 だが、重さを計るためにロープやレバーを使って岩を持ち上げた際に、数個の塊に割れてしまった。さらに、巨大な重量計に置いたところ、570キロという数値が重量計に表示された時点で今度は重量計が壊れてしまった。作業に当たった科学者は「全体では600キロは超えているだろう」と話している。

あの隕石の巨大な破片が引き上げられたようです。これは大物ですね!