ひまわりからの衛星画像直接配信サービスの終了予定について [気象庁]

 「ひまわり8号」には高速情報伝送(HRIT)及び低速情報伝送(LRIT)の受信局(MDUS及びSDUS)向けの直接配信機能を備えていないことから、平成27年7月頃の観測運用の切り替えの時をもって、これらの直接配信サービスを終了いたします。

 気象庁では、これに代わるサービスとして、商用通信衛星を通じた画像配信が実施できるよう検討を進めておりますが、これが実現した場合でも現在の受信機をそのままご使用になることはできず、受信機を大幅に改修するか、新たに受信機を設置して頂く必要があります。

 「ひまわり8号」では、現行衛星と比べて観測頻度、観測チャンネル数、解像度などが大幅に向上しますが、商用通信衛星からの配信につきましては、これらの全てのデータをお送りすることができず、現行の「ひまわり7号」画像とほぼ同等の情報量(同一の解像度、観測チャンネル数)となることについてご留意ください。

 なお、(一財)気象業務支援センターからの地上回線による配信につきましては、「ひまわり8号」の向上した画像データを十分に利活用できる配信内容となるよう調整しています。

次世代機からは情報量が増えるためということでしょうか。